Saturday, April 26, 2008

ImageMagickで、画像に画像サイズを書き込む

画像に画像サイズを書き込むには、以下のバッチファイルを実行します。

rem 環境によって変えてね
set im=C:\Progra~1\ImageMagick-6.3.9-Q16
%im%\convert.exe sf.jpg -gravity northwest -fill black -stroke white -font Tahoma -pointsize 20 -annotate 0 "%%wx%%h" sample369a.jpg

%wで横幅、%hで高さを描画します。

元画像(sf.jpg)


出力画像(sample369a.jpg)

Friday, April 25, 2008

ImageMagickで、余白をつけて画像を連結する

余白をつけて画像を連結するには、以下のバッチファイルを実行します。

rem 環境によって変えてね
set im=C:\Progra~1\ImageMagick-6.3.9-Q16
%im%\convert.exe sample3b.jpg -background #585050 -gravity east -splice 5x0 sample4.jpg +append -splice 5x0 sample6.jpg +append sample368a.jpg

上記バッチファイルでは、以下の処理を実行しています。
1. 元画像1(sample3b.jpg)に#585050の色で右側に5ピクセルの余白を追加。
2.元画像2(sample4.jpg)を横方向に連結して、右側に5ピクセルの余白を追加。
3.元画像3(sample6.jpg)を横方向に連結。

元画像1(sample3b.jpg)


元画像2(sample4.jpg)


元画像3(sample6.jpg)


出力画像1(sample368a.jpg)


連結した画像の上下左右に余白を追加するには、-borderオプションを使用します。
下の例では、上下左右に5ピクセルの余白を-backgroundの色で追加しています。
%im%\convert.exe sample3b.jpg -background #585050 -gravity east -splice 5x0 sample4.jpg +append -splice 5x0 sample6.jpg +append -bordercolor #585050 -border 5x5 sample368b.jpg

出力画像2(sample268b.jpg)


関連項目
ImageMagickで、画像の上下左右に余白を追加する

Thursday, April 24, 2008

ImageMagickで、画像の上下左右に余白を追加する

画像の上下左右に余白を追加するには、-spliceオプションを使用します。
どの位置に余白を追加するかは-gravityオプションで指定できます。
余白部分の色は-backgroundオプションで指定します。

rem 環境によって変えてね
set im=C:\Progra~1\ImageMagick-6.3.9-Q16
rem 上側に10ピクセルの背景色でのスペースを追加
%im%\convert.exe sf.jpg -background #e2ddd4 -gravity north -splice 0x10 sample367a.png

元画像(sf.jpg)


出力画像(sample367a.png)


rem 左側に15ピクセルの背景色でのスペースを追加
%im%\convert.exe sf.jpg -background #e2ddd4 -gravity west -splice 15x0 sample367b.png

出力画像(sample367b.png)


rem 下側に20ピクセルの背景色でのスペースを追加
%im%\convert.exe sf.jpg -background #e2ddd4 -gravity south -splice 0x20 sample367c.png

出力画像(sample367c.png)


rem 右側に25ピクセルの背景色でのスペースを追加
%im%\convert.exe sf.jpg -background #e2ddd4 -gravity east -splice 25x0 sample367d.png

出力画像(sample367d.png)


2箇所に同時に余白を設定するには、以下のコマンドのようにします。
rem 右下に25ピクセルの背景色でのスペースを追加
%im%\convert.exe sf.jpg -background #e2ddd4 -gravity southeast -splice 25x25 sample367e.png

出力画像(sample367e.png)


関連項目
ImageMagickで、余白をつけて画像を連結する
ImageMagickで、画像からはみ出して影付き文字列を描画する
ImageMagickとPHPで画像に余白を追加する (Imagickでの同様の処理)

Wednesday, April 23, 2008

ImageMagickで、文字列にモーションブラーをかける

文字列にモーションブラーをかけるには、以下のバッチファイルを実行します。

rem 環境によって変えてね
set im=C:\Progra~1\ImageMagick-6.3.9-Q16
rem 左寄せ%im%\convert.exe -font Tahoma -pointsize 30 -fill #707070 -background #f0eee4 "label:ImageMagick" -gravity south -splice 0x20 -motion-blur 0x10+270 -fill #303030 -background none "label:ImageMagick" -gravity north -composite sample366a.png

上記バッチファイルでは、以下の処理を実行しています。
1. フォントをTahoma、30ポイントにし、描画色を#707070、背景を#f0eee4にし、ImageMagickというラベルを作成し、下側に20ピクセルの余白を追加します(-splice 0x20)。
2. 1の画像に対し、下向きのモーションブラーをかけます。
3. 描画色を#303030にし、背景色をなしにして、ImageMagickのラベルを再度生成し、2の画像と重ね合わせます。

出力画像(sample366a.png)


関連項目
ImageMagickで、写真に光が差し込んだような効果をつける (光をモーションブラーで生成)
ImageMagickでランダムな筋がだんだん消えていく模様を生成する
ImageMagickで1ピクセルのラインごとにモーションブラーをかける
ImageMagickで青っぽい部分以外が上下に揺れたような加工をする
ImageMagickで上下左右方向に徐々にモーションブラーをかける
ImageMagickとPHPで、文字列にモーションブラーをかける (Imagickでの同様の処理)


Tuesday, April 22, 2008

ImageMagickで、2値化した画像をストライプにする

2値化した画像をストライプにするには、以下のバッチファイルを実行します。

rem 環境によって変えてね
set im=C:\Progra~1\ImageMagick-6.3.9-Q16
%im%\convert.exe tree1.jpg -threshold 50%% -negate -matte -transparent black -fill #3070A0FF -opaque white -channel rgba -fx "j%%2==0?p:0" sample365a.png
rem 重ね合わせ例
%im%\convert.exe tree1.jpg ( sample365a.png -channel a -fx "p!=0?0.5:0" ) -composite sample365b.png

上記バッチファイルでは、以下の処理を実行しています。
1. 50%の閾値で2値化、反転(-negate)、黒色部分を透明に(-transparent black)、白色部分を#3070aoffという色に変換。偶数ピクセルの値を0に変換。
2. 元画像(tree1.jpg)と1の出力画像のアルファ値を0.5にした画像を重ね合わせ。

元画像(tree1.jpg)


出力画像(sample365a.png)

Monday, April 21, 2008

ImageMagickで、角丸四角のグラデーションにハーフトーンを重ね合わせる

角丸四角のグラデーションにハーフトーンを重ね合わせるには、以下のバッチファイルを実行します。

rem 環境によって変えてね
set im=C:\Progra~1\ImageMagick-6.3.9-Q16
%im%\convert.exe -size 200x200 xc:none -fill white -draw "roundrectangle 0,0 199,199 15,15" -fx "s.p==0?0:(1-sin(pi*j/h))*0.5" -matte sample364a.png
%im%\convert.exe sample364a.png -ordered-dither h16x16o -blur 0x1 -matte -channel a -fx "p!=0?0.1:0" -channel rgba ( sample364a.png ) -swap 0,1 -composite sample364b.png

上記バッチファイルでは、以下の処理を実行しています。
1. 横200ピクセル、縦200ピクセルのキャンパスサイズで、角丸四角を描画し、上下が明るくなるように-fxで色を変更します。
2. h16x16oのthreshold mapを使用して、ハーフトーンのディザリングを行い、ぼかします(-blur)。
3. ピクセル値が0でないピクセルのalpha値に0.1を設定し、1の出力画像と重ね合わせます。

出力画像(sample364b.png)


関連項目
ImageMagickで上下グラデーションの角丸四角を描画する