Monday, January 28, 2019

PythonとGraphvizでサブグラフ(クラスタ)への矢印を描画する

PythonとGraphvizでサブグラフ(クラスタ)への矢印を描画するには、以下のようにlheadとltailを使用します。

〇サンプルコード
# coding: utf-8 
from graphviz import Digraph

dot = Digraph(format='png')
dot.attr(compound='true')
# フォント設定
dot.attr('node', fontname="MS Gothic")
# ノード作成
with dot.subgraph(name="cluster0") as sg:
  sg.node("手順1")
  sg.node("手順2")
  sg.edge("手順1", "手順2")

with dot.subgraph(name="cluster1") as sg:
  sg.node("手順3")
  sg.node("手順4")
  sg.edge("手順3", "手順4")

dot.node('開始')
dot.node('終了')
dot.edge("開始", "手順1", lhead="cluster0")
dot.edge("開始", "手順3", lhead="cluster1")
dot.edge("手順2", "終了", ltail="cluster0")
dot.edge("手順4", "終了", ltail="cluster1")
dot.render("graphviz-test28")

○出力画像


〇graphvizのインストール
pipenv install graphvizやpip install graphvizなどでインストールします。


○関連情報
Graphvizまとめ

・コマンドから同様のことを実行する場合は「Graphvizでサブグラフ(クラスタ)への矢印を描画する 」を参照してください。

・PythonとGraphvizに関する他の記事はこちらを参照してください。

・サンプルコードを実行する環境としてDockerコンテナを利用することもできます。コンテナの構築方法は「Dockerでpython3.7とgraphvizをインストールしたコンテナ(Alpine3.9ベース)を作成する」を参照してください。

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