画像をポラロイド写真風にして、日本語文字列を描画するには、以下のバッチファイルを実行します。
rem 環境によって変えてね
set im=C:\Progra~1\ImageMagick-6.3.9-Q16
%im%\convert.exe -font "c:/winnt/fonts/msmincho.ttc" -pointsize 20 -fill #303030 -caption @message.txt sf.jpg -background #909090 -polaroid 30 -background #ffffff -flatten sample358.png
message.txt(描画する日本語文字列はUTF-8エンコーディングのテキストファイルに保存します)
=================================
San Francisco
サンフランシスコ
=================================
上記バッチファイルでは、以下の処理を実行しています。
1. MS明朝の20ポイントでテキストを画像に割り当て。文字列はUTF-8エンコーディングで
保存されたテキストファイルから読み込みます。文字列の色は-fillで指定します(#303030)。
2. 影の色を-background #909090で指定して-polaroidでポラロイドの処理と傾きを指定します。
3. 最後に背景色に白(-background #ffffff)を指定します。
元画像(sf.jpg)
出力画像(sample358.png)
関連項目
ImageMagickで画像をポラロイド写真風にする
ImageMagickとVBS(WSH)でポラロイド写真を並べた画像を生成する
Saturday, April 12, 2008
Thursday, April 10, 2008
ImageMagickで単色アイコンから、厚みのある任意の色のアイコンに変換する
単色アイコンから、厚みのある任意の色のアイコンに変換するには、以下のバッチファイルを実行します。
rem 環境によって変えてね
set im=C:\Progra~1\ImageMagick-6.3.9-Q16
%im%\convert.exe -size 17x17 xc:none ( home.png -fill #a19082 -opaque black ) -geometry +1+1 -composite ( home.png -fill #e1e0d2 -opaque black ) -composite sample357a.png
rem 重ねあわせ例
%im%\convert.exe -size 18x18 xc:#70b0c0 sample357a.png +swap -composite sample357b.png
上記バッチでは以下の処理を実行しています。
1. 元画像の黒色部分を暗い灰色(#a19082)に変換。
2. 元画像の黒色部分を明るい灰色(#e1e0d2)に変換。
3. 2の画像の位置を右下に1ピクセル分ずらして、重ね合わせ。
4. 重ね合わせ例では、水色のキャンバスに3の出力画像を重ね合わせています。
元画像(home.png: 白色部分は透過色です)
出力画像(sample357a.png)
出力画像(sample357b.png)
rem 環境によって変えてね
set im=C:\Progra~1\ImageMagick-6.3.9-Q16
%im%\convert.exe -size 17x17 xc:none ( home.png -fill #a19082 -opaque black ) -geometry +1+1 -composite ( home.png -fill #e1e0d2 -opaque black ) -composite sample357a.png
rem 重ねあわせ例
%im%\convert.exe -size 18x18 xc:#70b0c0 sample357a.png +swap -composite sample357b.png
上記バッチでは以下の処理を実行しています。
1. 元画像の黒色部分を暗い灰色(#a19082)に変換。
2. 元画像の黒色部分を明るい灰色(#e1e0d2)に変換。
3. 2の画像の位置を右下に1ピクセル分ずらして、重ね合わせ。
4. 重ね合わせ例では、水色のキャンバスに3の出力画像を重ね合わせています。
元画像(home.png: 白色部分は透過色です)
出力画像(sample357a.png)
出力画像(sample357b.png)
Tuesday, April 08, 2008
ImageMagickで、画像を左端が暗くなったセピア調の画像に変換する
画像を左端が暗くなったセピア調の画像に変換するには、以下のバッチファイルを実行します。
rem 環境によって変えてね
set im=C:\Progra~1\ImageMagick-6.3.9-Q16
%im%\convert.exe -size 300x225 xc:black -matte -channel rgba -fill white +antialias -draw "ellipse 200,150,180,220,0,360" -transparent white -blur 0x20 sf2.jpg -swap 0,1 -composite -sepia-tone 80%% sample356a.png
上記バッチファイルでは、以下の処理を実行しています。
1. アンチエイリアスをオフにして(+antialias)、円を描画(画面の左が黒になるように描画)。
2. 白色部分を透明にして(-transparent white)、ぼかしをかける(-blur 0x20)。
3. 2の画像と元画像を交換して、セピア調に変換(-sepia-tone 80%)
元画像(sf2.jpg)
出力画像(sample356a.png)
rem 環境によって変えてね
set im=C:\Progra~1\ImageMagick-6.3.9-Q16
%im%\convert.exe -size 300x225 xc:black -matte -channel rgba -fill white +antialias -draw "ellipse 200,150,180,220,0,360" -transparent white -blur 0x20 sf2.jpg -swap 0,1 -composite -sepia-tone 80%% sample356a.png
上記バッチファイルでは、以下の処理を実行しています。
1. アンチエイリアスをオフにして(+antialias)、円を描画(画面の左が黒になるように描画)。
2. 白色部分を透明にして(-transparent white)、ぼかしをかける(-blur 0x20)。
3. 2の画像と元画像を交換して、セピア調に変換(-sepia-tone 80%)
元画像(sf2.jpg)
出力画像(sample356a.png)
Monday, April 07, 2008
ImageMagickで、2値化した画像を半透明グラデーションにする
2値化した画像を半透明グラデーションにするには、以下のバッチファイルを実行します。
rem 環境によって変えてね
set im=C:\Progra~1\ImageMagick-6.3.9-Q16
%im%\convert.exe tree1.jpg -threshold 50%% -negate -matte -channel rgba -fill #00000000 -transparent #000000ff -channel a -fx "p.r>0?(h-j)/h:0" sample355a.png
rem 重ねあわせ例
%im%\convert.exe -size 300x225 pattern:checkerboard sample355a.png -composite sample355b.jpg
上記バッチでは、以下の処理を実行しています。
1. 画像を50%の閾値で2値化し、反転。
2. 黒色部分を透明にし、アルファチャネルで黒色以外の部分を-fxを使用して縦グラデーションにしています。
3. 市松模様と生成した半透明グラデーションを重ね合わせ。
元画像(tree1.jpg)
出力画像(sample355b.jpg)
rem 環境によって変えてね
set im=C:\Progra~1\ImageMagick-6.3.9-Q16
%im%\convert.exe tree1.jpg -threshold 50%% -negate -matte -channel rgba -fill #00000000 -transparent #000000ff -channel a -fx "p.r>0?(h-j)/h:0" sample355a.png
rem 重ねあわせ例
%im%\convert.exe -size 300x225 pattern:checkerboard sample355a.png -composite sample355b.jpg
上記バッチでは、以下の処理を実行しています。
1. 画像を50%の閾値で2値化し、反転。
2. 黒色部分を透明にし、アルファチャネルで黒色以外の部分を-fxを使用して縦グラデーションにしています。
3. 市松模様と生成した半透明グラデーションを重ね合わせ。
元画像(tree1.jpg)
出力画像(sample355b.jpg)
Sunday, April 06, 2008
ImageMagickで、画像を2値化して白色部分は元画像のままで黒色部分は影付けした画像を生成する
画像を2値化して白色部分は元画像のままで黒色部分は影付けした画像を生成するには、以下のバッチファイルを実行します。
rem 環境によって変えてね
set im=C:\Progra~1\ImageMagick-6.3.9-Q16
%im%\convert.exe tree1.jpg -modulate 80 ( tree1.jpg -threshold 50%% -matte -channel rgba -fill #ffffff00 -transparent #ffffffff ) ( +clone -background #1070F8 -shadow 100x2+0+0 ) -swap 1,2 -mosaic -crop 300x225+0+0 sample354a.jpg
上記バッチでは、以下の処理を実行しています。
1. 画像の明度を80%に処理(-modulate 80)。
2. 2値化して白色部分を透明に処理。
3. 2の結果を複製して、青っぽい色で影付け。
4. 重ね合わせ後、-cropで元サイズで切り取り。
元画像(sf.jpg)
出力画像(sample354a.jpg)
関連項目
ImageMagickで、画像の輪郭を影で浮かび上がらせた画像を生成する
rem 環境によって変えてね
set im=C:\Progra~1\ImageMagick-6.3.9-Q16
%im%\convert.exe tree1.jpg -modulate 80 ( tree1.jpg -threshold 50%% -matte -channel rgba -fill #ffffff00 -transparent #ffffffff ) ( +clone -background #1070F8 -shadow 100x2+0+0 ) -swap 1,2 -mosaic -crop 300x225+0+0 sample354a.jpg
上記バッチでは、以下の処理を実行しています。
1. 画像の明度を80%に処理(-modulate 80)。
2. 2値化して白色部分を透明に処理。
3. 2の結果を複製して、青っぽい色で影付け。
4. 重ね合わせ後、-cropで元サイズで切り取り。
元画像(sf.jpg)
出力画像(sample354a.jpg)
関連項目
ImageMagickで、画像の輪郭を影で浮かび上がらせた画像を生成する